乳歯が抜ける順番と時期を徹底解説|生え変わりの目安と注意点
2026年08月25日

「もうすぐ6歳なのに乳歯がぐらぐらしない」「子どもの歯が抜けたけど、順番はこれで合ってる?」——お子さんの歯の生え変わりに不安を感じる親御さんは多いと思います。
結論からお伝えすると、乳歯が抜け始めるのはおよそ6歳前後が目安で、下の前歯(中切歯)から始まり、12〜13歳頃までに全20本が永久歯へ生え変わるのが一般的です。ただし、生え変わりのタイミングには個人差があり、1〜2年程度前後することも珍しくありません。
この記事では、乳歯が抜ける順番と時期を年齢別にわかりやすく整理し、生え変わりのときに気をつけたいポイントや、歯科医院への相談の目安まで詳しく解説します。
- ✅ 乳歯が抜ける順番・年齢の目安
- ✅ 生え変わりで注意したいケースとよくある誤解
- ✅ 生え変わり時期の歯みがき・虫歯対策のポイント
- ▸ 乳歯が抜ける時期、「うちの子は遅い?」という不安
- ◦ 生え変わりを心配しすぎてしまう理由
- ◦ こんな場合は早めに歯科へ
- ▸ 乳歯が抜ける順番と時期|年齢別でわかりやすく解説
- ◦ 乳歯が抜ける順番の早見表(目安)
- ◦ よくある誤解:「乳歯は虫歯になっても関係ない」は間違いです
- ▸ 生え変わり時期の歯みがきと虫歯予防のポイント
- ◦ 生え変わり期に気をつけたい歯みがきのコツ
- ◦ 「6歳臼歯」は特別な注意が必要
- ▸ 乳歯が抜けない・生え変わりが遅いとき、どう対処する?
- ◦ 乳歯が抜けない原因としてよく見られるケース
- ◦ 抜けた後に永久歯が生えてこない場合
- ▸ 生え変わりと小児矯正の関係|始める時期の目安
- ◦ 小児矯正を始める目安の時期
- ◦ こんな場合は早めに矯正相談を
- ▸ 幕張歯科・矯正歯科の子どものための治療へのこだわり
- ▸ よくあるご質問(FAQ)
- ◦ 📝 この記事のまとめ
- ◦ お子さんの歯の生え変わり、気になることがあればご相談ください
乳歯が抜ける時期、「うちの子は遅い?」という不安
「クラスのお友達はもう何本も抜けているのに、うちの子はまだ一本も抜けていない……」そんな心配の声は、歯科医院でもよくうかがいます。生え変わりの時期は子どもによってかなり幅があるため、周りと比べて焦ってしまうことは自然なことです。
乳歯の生え変わりが始まる平均的な時期は6歳前後ですが、早い子では5歳ごろから、ゆっくりな子では7歳を過ぎてから始まることもあります。この約2年間の幅はあくまでも個人差の範囲内です。
また、生え変わりの順番にも個人差はありますが、大まかな順番はほぼ決まっています。「順番がおかしい気がする」と感じたときは、歯科医院でレントゲンを撮って永久歯の状態を確認してもらうことで、安心につながることが多いです。
千葉市美浜区幕張エリアでもお子さんの歯の生え変わりに関するご相談を多くいただきます。「普通の範囲かどうか確かめたい」という軽いご相談も、ぜひお気軽にどうぞ。
生え変わりを心配しすぎてしまう理由
子どもの成長はそれぞれ異なります。身長や体重に個人差があるように、歯の生え変わりにも早い・遅いがあります。歯は「目に見えない」分、親御さんが不安を感じやすい部分でもあります。
特に「同い年の子はもう抜けているのに」という比較から焦りが生まれやすいですが、1〜2年程度の個人差は一般的な範囲とされています。大切なのは年齢だけで判断するのではなく、定期的に歯科医院でお口の状態を確認することです。
こんな場合は早めに歯科へ
個人差があるとはいえ、次のような場合は一度歯科医院に相談することをおすすめします。
- 8歳を過ぎても乳歯がまったくぐらつかない
- 乳歯が抜けた後、1年以上経っても永久歯が生えてこない
- 永久歯が生えてきているのに乳歯が抜けずに2本重なっている
- 歯ぐきが腫れている・痛みを訴えている
乳歯が抜ける順番と時期|年齢別でわかりやすく解説
乳歯は全部で20本あります。上下左右それぞれに5本ずつあり、下の前歯から抜け始めて奥歯へと向かっていくのが基本的な流れです。以下に、乳歯が抜ける一般的な順番と目安の時期をまとめました。なお、個人差がありますので、あくまで目安としてご参照ください。
最初に抜けるのは、下の前歯(乳中切歯)が一般的です。永久歯が乳歯を押し上げるようにして生えてくるため、まずぐらつきが始まります。上の前歯も同じ6〜7歳ごろに続いて抜けることが多いです。この時期に生えてくる「6歳臼歯(第一大臼歯)」は乳歯を押しのけずに生えてくる永久歯で、虫歯になりやすいため特に注意が必要です。
前歯の隣(側切歯)が7〜8歳ごろに生え変わり、続いて上の犬歯・第一乳臼歯が8〜9歳ごろに抜けてきます。この時期は前歯から奥歯にかけて順番に生え変わりが進む時期です。歯並びが一時的に乱れて見えることがありますが、永久歯が出そろうにつれて落ち着くことが多いです。
最後に抜けるのは奥歯(第二乳臼歯)で、10〜12歳ごろが目安です。この頃に乳歯20本がすべて永久歯に置き換わるのが一般的です。また12〜13歳ごろには「12歳臼歯(第二大臼歯)」が生えてきます。乳歯から永久歯への生え変わりは、小学校の低学年から高学年にかけての約6〜7年間をかけてゆっくり進みます。
乳歯が抜ける順番の早見表(目安)
| 歯の種類 | 下の歯(目安) | 上の歯(目安) |
|---|---|---|
| 中切歯(前歯) | 6〜7歳 | 7〜8歳 |
| 側切歯(前歯の隣) | 7〜8歳 | 8〜9歳 |
| 犬歯 | 9〜10歳 | 10〜11歳 |
| 第一乳臼歯 | 9〜11歳 | 9〜11歳 |
| 第二乳臼歯(奥歯) | 10〜12歳 | 10〜12歳 |
※上記はあくまでも一般的な目安です。個人差があります。
よくある誤解:「乳歯は虫歯になっても関係ない」は間違いです
「どうせ抜けるから乳歯の虫歯は放っておいてもいい」と考える方もいますが、これは大きな誤解です。乳歯の根の下には、次に生えてくる永久歯の芽(歯胚)がすでに存在しています。乳歯の虫歯が深くなると、永久歯の形成に影響が出たり、永久歯が正しい位置に生えてこられなくなる場合があることが知られています。乳歯の健康を守ることは、永久歯の健康にも直結します。
生え変わり時期の歯みがきと虫歯予防のポイント
乳歯が抜けて永久歯が生えてくる時期は、歯みがきがしにくくなり、虫歯のリスクが上がりやすい時期でもあります。特に注意が必要なのが、生え始めたばかりの永久歯です。生えたての永久歯はエナメル質がまだ完全に成熟しておらず、酸や細菌の影響を受けやすい状態にあります。
生え変わり期に気をつけたい歯みがきのコツ
乳歯と永久歯が混在している「混合歯列期」は、歯の高さが不ぞろいでみがき残しが出やすい時期です。次のポイントを参考にしてみてください。
- 歯ブラシは小さめのヘッドを使い、1本ずつていねいにみがく
- 生えかけの永久歯は歯ぐきとの境目をやさしくみがく
- 子どもだけにまかせず、親御さんが「仕上げみがき」をする習慣を続ける
- フッ素配合の歯みがき剤を使うことで、歯の強化が期待できる
「6歳臼歯」は特別な注意が必要
6歳ごろに生えてくる「6歳臼歯(第一大臼歯)」は、乳歯を押しのけるのではなく、奥歯の一番後ろに新しく生えてきます。そのため親御さんも気づきにくく、みがき残しが起きやすい歯です。生涯使い続ける大切な永久歯のひとつですので、定期検診でしっかり確認してもらいましょう。
⚠ 生え変わり時期の注意点
- ぐらついている乳歯を無理に抜こうとしない(歯ぐきを傷つけることがあります)
- 抜けた後に出血が続く場合は清潔なガーゼで押さえ、止まらない場合は歯科へ
- 永久歯が歯ぐきの内側(内側の位置)から生えてきた場合も早めに歯科へ相談を
- 生えたての永久歯は凸凹に見えることがありますが、多くの場合は様子をみて問題ありません
乳歯が抜けない・生え変わりが遅いとき、どう対処する?
「もう8歳なのに乳歯がまったくぐらつかない」「永久歯が生えてきているのに乳歯が残ったままになっている」——こういったケースでは、歯科医院でレントゲン検査を行い、永久歯がどのような状態にあるかを確認することが大切です。
乳歯が抜けない原因としてよく見られるケース
様子見でよいケース
- 永久歯の発育が遅めで全体的にゆっくりなタイプ
- 乳歯の根がまだしっかり残っていてぐらつきが少ない
- 前後で1年以内の個人差の範囲内
早めに歯科受診を
- 永久歯が内側や外側にずれて生えてきている
- 乳歯の下に永久歯の芽が確認できない(先天性欠如)
- 乳歯の根が吸収されず残ったまま(癒着の可能性)
- 痛みや腫れがある場合
抜けた後に永久歯が生えてこない場合
乳歯が抜けたにもかかわらず、1年以上経っても永久歯が生えてこない場合は、永久歯の先天性欠如(生まれながらに永久歯が存在しない状態)や、何らかの原因で萌出が妨げられている可能性が考えられます。この場合は早めにレントゲン検査で確認することが重要です。先天性欠如がある場合は、将来的な治療計画(矯正治療や補綴治療など)を早期に立てることができます。
千葉市幕張周辺にお住まいで、お子さんの生え変わりのことでご心配なことがあれば、イオンタウン幕張西2階の幕張歯科・矯正歯科にお気軽にご相談ください。
生え変わりと小児矯正の関係|始める時期の目安
乳歯から永久歯への生え変わり時期は、歯並びや噛み合わせの問題が見つかりやすい時期でもあります。小児矯正は、永久歯が生えそろう前に顎の成長を利用して歯並びを整える治療で、成長期の子どもならではのアプローチが可能です。
小児矯正を始める目安の時期
小児矯正(第一期治療)は一般的に6〜11歳ごろに開始することが多いとされています。顎の骨がまだ柔軟で成長途中の時期を利用することで、永久歯が生えてくるスペースを整えたり、噛み合わせのバランスを改善したりすることが期待できます。
ただし、すべてのお子さんに小児矯正が必要というわけではありません。生え変わりの様子を定期的に確認しながら、必要に応じて矯正の専門的な相談を行うことが大切です。
こんな場合は早めに矯正相談を
- 前歯が出っ歯ぎみ、または受け口になっている
- 歯が重なって生えている(叢生)
- 食べるときに口が開いている(開咬)
- 上下の歯の中心がずれている
- 特定の歯だけが前後にずれて生えてきた
幕張歯科・矯正歯科では、小児矯正の初診相談(3,300円)を承っております。「まだ必要かどうかわからない」という段階でのご相談も歓迎しております。千葉市美浜区幕張西のイオンタウン幕張西2階にございますので、お買い物のついでにお立ち寄りいただくことも可能です。
幕張歯科・矯正歯科の子どものための治療へのこだわり
千葉市美浜区幕張西にある幕張歯科・矯正歯科では、お子さんの大切な歯を守るために、次のような考え方を大切にしています。
- 🦷 痛みが少ない治療:お子さんが「歯医者は怖い」と感じないよう、できる限り痛みを抑えた治療を心がけています
- 🦷 なるべく削らない:歯の組織をできる限り残す治療で、将来の歯の健康を守ることを大切にしています
- 🦷 歯の神経を守る:できるだけ神経を残す治療を選択し、歯を長く健康に保てるよう努めています
- 🦷 大人も子どもも対応:お子さんの小児矯正から虫歯治療、歯周病、ホワイトニングまで、ご家族まとめてご相談いただけます
よくあるご質問(FAQ)
📝 この記事のまとめ
- ✅ 乳歯が抜け始める時期は6歳前後が目安。下の前歯(中切歯)から始まる
- ✅ 全20本の乳歯が永久歯に生え変わるのは12〜13歳ごろまで(個人差あり)
- ✅ 1〜2年程度の個人差は一般的な範囲。8歳を過ぎてもぐらつかない場合は歯科へ
- ✅ 乳歯の虫歯は放置しない。永久歯の健康に影響を与えることがある
- ✅ 生え変わりの時期は小児矯正の適切な開始時期を判断するよい機会でもある
お子さんの歯の生え変わり、気になることがあればご相談ください
「順番が違う気がする」「なかなか抜けない」など、小さな疑問もお気軽にどうぞ。千葉市美浜区幕張西・イオンタウン幕張西2階にて、痛みが少ない・削らない治療を心がけてお待ちしております。
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👩⚕️ 院長 細井 真衣 からのコメント
生え変わりの時期は、お子さんの歯のクセや噛み合わせのかたちが少しずつ決まっていく、とても大切な時期です。「乳歯が抜けた」「順番がおかしいかも」「歯並びが気になる」など、小さな変化でも気になったらぜひ一度ご相談ください。早めに確認することで、安心していただけることがほとんどです。痛みが少なく、なるべく削らない治療を心がけておりますので、お子さんが怖がらずに通えるよう精いっぱい努めます。