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なぜ虫歯や歯周病になってしまうのか、知っていますか?
「歯磨きを怠ってしまったから……」
「甘いものを食べすぎたから……」
これらも間違いではありませんが、根本的な原因は別の所にあります。
それは「虫歯菌」と「歯周病菌」と呼ばれる細菌です。虫歯や歯周病はこれらの細菌が口腔内に感染することが原因です。つまり、細菌にアプローチしなければ根本的な改善はせず、再治療になる可能性が高まるということです。そのため当院では科学的にお口の細菌を分析し、根本から改善する原因療法を行っています。
当院では患者さんとの「会話」を大切にしています。
よく患者さんから「遠慮してしまって、希望を上手く伝えられないんです」という話を聞くことがありますが、当院ではそのような心配は必要ありません。
「できるだけ痛みを少なくして欲しい」「費用を抑えた治療をして欲しい」「時間がかかってもしっかり治療して欲しい」など、どんなご要望も遠慮なくお伝えください。
良い治療をすることはプロとして当然のことですが、患者さんに心から満足していただくためにはプロセスも大切だと考えています。
当院では様々な精密機器を活用することで高い治療精度を実現しています。
機器の特徴に関しては院内ツアーでご紹介しておりますので、ご参照ください。
良い治療を提供するためには「歯科医師の技術」は必要ですが、人の力には「限界」があります。
精密機器の存在が、その限界を超えさせてくれます。
「隠れた病気の発見」「痛みの少ない治療」「再発リスクの軽減」など、様々なことが可能になります。
とはいえ、機器の力に頼るだけではなく、最終的には人の技術や知識、経験が治療結果を左右します。
技術と機器が融合し、上手く組み合わさることで質の高い治療が可能になります。
まずは、「予防によって歯を守れる」ことを示した、ある興味深い統計がありますのでご紹介します。
この統計は国別に、「歯科医院で定期的なメインテナンスを受けている割合」と、「80歳の時に残っている歯の本数」の相関関係を示したグラフになります。
このグラフから分かることは、「定期的に歯のメインテナンスを受けていれば、80歳の時に残っている歯の本数は多い」ということ、そして「日本人は定期的なメインテナンスを受けていないため、80歳になったときには歯が8本しか残っていない」ということです。
日本と欧米のこの違いはどこから来ているのでしょうか?
これまでの日本の歯科治療は「削って詰める」ことが主流であり、最終的には入れ歯になることがほとんどでしたので、それが普通だと皆さんが理解していることと、もう1つは、歯科医療従事者が患者さんに
「歯を予防することの大切さ」
「虫歯や歯周病を予防できること」
「自分の歯を残すための取り組みが存在する事」を
伝えてこなかったことが大きな原因です。
この現実を変えていかなければなりません。
もう1つ、皆さんにお伝えしたいことがあります。
以下の表は、「残っている歯の本数」と「年間医療費」の相関関係を表したものになります。
皆さんからすると、「残っている歯の本数が多いと、なぜ病気になりにくいの?」と疑問を感じると思います。実はお口の健康と身体の健康には密接な関係があります。
例えば、歯を失う一番の原因は「歯周病」と言われています。
そして、この歯周病は、糖尿病、脳卒中、狭心症、心筋梗塞などの病気との関連性が報告されています。
また、最近では「アルツハイマーと歯周病との関係性」の研究報告も出ています。簡単にご説明すると、歯周病菌がお口のちょっとした傷口から血管に入り込み、内毒素(エンドトキシン)を体内に蓄積させます。
この毒素が脳に入り込むとアミロイドβが生成されるのですが、このアミロイドβがアルツハイマーを進行させる要因となります。
このように、お口の健康が害されると身体の健康も害されます。逆を言うと、お口の健康を維持することで、身体の健康も維持できる可能性が高まるということです。
患者さんのプライバシーを守るために、当院の診療室は「個室」または「半個室」になっています。そのため、診療中に他の患者さんの目が気になることはありません。もちろん、オペを行う個室の「特診室」も完備しております。
また、一つひとつの診療室を広く設けており、「ベビーカー」や「車椅子」も問題なく入れますので、お子さんや高齢の患者さんも安心して来院していただけます。
当院では「総合歯科治療」を行っております。 総合歯科治療とは、「虫歯ができたから、その箇所だけ削る」といった単一の治療を行うのではなく、歯周病治療や矯正治療、セラミックを使用した審美治療などを複合的に行う歯科治療のことです。
複合的な処置と言われてもピンとこないかもしれませんが、お口の中はとても繊細なバランスで成り立っているため、噛み合わせなど考慮しながら治療をすることが大切となります。
なぜなら、噛み合わせが悪くなると頭痛や肩こりが生じたり、治療した部位が再発してしまったりすることがあるからです。
「その場限りの治療をして、中期的に再発してしまう治療」ではなく、「悪くなってしまった原因にアプローチし、一度治療した部位の再発を防ぐこと」を当院では大切にしています。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。