インプラント治療は痛い?術中・術後の痛みと対処法を徹底解説
2026年03月28日
「インプラント治療を検討しているけれど、手術は痛いのではないか」と不安を感じていませんか?
手術と聞くと、どうしても痛みのイメージが先行してしまいますよね。実際に治療を受けた患者さんからも、治療前には同じような不安の声をよく伺います。
この記事では、インプラント治療における痛みについて、手術中と手術後に分けて詳しく解説します。麻酔の効果や痛みが出るタイミング、腫れの期間、そして痛みを和らげる具体的な対処法まで、治療前に知っておきたい情報を網羅的にお届けします。
インプラント治療の痛みに関する正しい知識を持つことで、安心して治療に臨んでいただけるはずです。
インプラント手術中の痛みについて

インプラント治療で最も気になるのが、手術中の痛みではないでしょうか。
結論から申し上げると、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。なぜなら、インプラント手術では必ず局所麻酔を使用するからです。麻酔がしっかりと効いている状態で治療を行うため、痛みはほぼ感じないとお考えください。
ただし、骨を削る際の振動や音は感じることがあります。これは全身麻酔とは異なり、治療箇所のみに麻酔をかけるためです。振動を感じても、痛みに繋がるほどではありませんのでご安心ください。
麻酔の効き具合には個人差があります。今までの歯科治療で麻酔の効きが悪かった経験がある方は、あらかじめその旨をお伝えください。治療中に痛みを感じた場合は、麻酔を追加投与することで対応できますので、我慢せずにお知らせいただくことが大切です。
また、歯科の苦手意識が強い方やインプラントの本数が多い方には、「静脈内鎮静法」という選択肢もあります。これは眠ったような状態で治療を受けられる方法で、恐怖感を抑えてリラックスした状態で手術できます。「気づいた時には手術が終わっていた」とおっしゃる患者さんも多くいらっしゃいます。
インプラント手術後の痛みと腫れについて
麻酔が切れた後の痛み
手術中は麻酔が効いているため痛みはありませんが、麻酔が切れてから2〜3日程度は痛みが出る場合があります。
通常は痛み止めの服用で抑えられる程度の痛みです。数日ほどで収まることが一般的ですので、過度な心配は不要です。処方される痛み止めを歯科医師の指示通りに服用していただければ、日常生活に大きな支障をきたすことはありません。
腫れが出るケースとその期間
骨の量が十分にある場合やインプラントの本数が少ない場合は、腫れることは滅多にありません。
ただし、インプラントを埋め込む本数が多いと腫れる可能性が高くなります。また、上アゴより下アゴの方が腫れやすい傾向があります。腫れはインプラント手術後2〜3日がピークで、長引いても10日間程で引くことが多いでしょう。
骨造成治療を行う場合にも腫れることがあります。特にサイナスリフト法の場合は出血を伴うこともありますが、これも正常な治療経過の一部です。その間は鎮痛剤や抗生物質を処方いたしますので、指示通りに服用してください。
骨造成を行った場合の痛み
骨造成とは、インプラントを入れる際に骨の量が足りない場合に行う治療です。
骨造成手術も麻酔を行いますので、手術中に痛みを感じることはありません。ただし、骨造成手術後の痛みは2〜10日程度続くことが多く、手術の範囲や手術内容によっては痛みが強くなる可能性があります。
骨造成の方法には「GBR法」「サイナスリフト」「ソケットリフト」の3種類があります。それぞれ痛みに大きな差はありませんが、できるだけ負担の少ない方式で行います。手術後は痛み止めや抗炎症薬などが処方されますので、歯科医師の指示通り服用しましょう。
インプラント手術後の痛みを和らげる方法

手術後の痛みを最小限に抑えるためには、いくつかの注意点があります。
処方された薬を正しく服用する
痛み止めや抗生物質は、歯科医師の指示通りに服用してください。痛みが出てから飲むのではなく、予防的に服用することで痛みをコントロールしやすくなります。
飲酒・喫煙を控える
手術後の飲酒や喫煙は、傷の治りを遅らせる原因になります。アルコールは血行を促進し、出血や腫れを悪化させる可能性があります。喫煙は血流を悪くし、治癒を妨げます。少なくとも手術後1週間は控えることをおすすめします。
刺激物を避け柔らかいものを食べる
手術後数日間は、辛いものや熱いものなど刺激の強い食べ物は避けてください。柔らかく、噛みやすい食事を心がけることで、患部への負担を減らせます。おかゆ、うどん、スープ、豆腐などがおすすめです。
歯みがきは患部を避ける
口腔内を清潔に保つことは大切ですが、手術部位を直接ブラシで触れないように注意してください。他の歯は通常通り丁寧に磨き、うがいは優しく行いましょう。強くうがいをすると、傷口が開く可能性があります。
手術直後の入浴は控える
手術直後の入浴は2〜3日避けて、シャワーのみにしてください。湯船に浸かると体温が上がり、血行が良くなりすぎて出血や腫れを引き起こす可能性があります。
運動は数日間控える
激しい運動も血行を促進するため、手術後数日間は控えましょう。軽い散歩程度であれば問題ありませんが、ジョギングやスポーツは1週間程度は避けることをおすすめします。
サイナスリフトをする場合の注意点
サイナスリフトという上顎の骨造成を行った場合は、1ヶ月間飛行機への搭乗は控えてください。気圧の変化が治療部位に影響を与える可能性があるためです。
インプラント治療完了後に痛みが出るケース

インプラント治療が完了してから数年後に痛みが出ることもあります。
インプラント周囲炎が原因で痛む
インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの歯茎や骨に炎症が起きる状態です。天然歯の歯周病と似た症状で、放置すると痛みや腫れが出て、最悪の場合インプラントが抜け落ちることもあります。
予防には定期的なメンテナンスが欠かせません。ご自宅でのケアと歯科医院での専門的なクリーニングを組み合わせることで、インプラント周囲炎のリスクを大幅に減らせます。
噛み合わせの悪さが原因で痛む
噛み合わせが悪いと、インプラントに過度な力がかかり、痛みが出ることがあります。定期検診で噛み合わせのチェックを受け、必要に応じて調整することが大切です。
痛くないインプラント治療のための取り組み
当院では、患者さんができるだけ痛みを感じずに治療を受けられるよう、さまざまな工夫をしています。
麻酔方法への配慮
局所麻酔をする際の痛みを軽減するため、表面麻酔を使用しています。歯茎に針が刺さる刺激や麻酔液が注入される際の痛みを和らげるため、ゆっくりと麻酔液を注入します。注射の痛みが苦手な方は、事前にご相談ください。
リラックスできる環境づくり
治療への不安を少しでも和らげられるよう、丁寧な説明と対話を心がけています。分からないこと、気になったことがあればなんでもご相談ください。患者さんが笑顔で帰られるような治療を目指しています。
コンピュータインプラントによる精密治療
当院では、歯科用CTによる三次元診断、専用シミュレーションソフト、ガイデッドサージェリーを導入しています。CTで骨の厚みや神経の位置を正確に把握し、シミュレーションで埋入位置・角度・深さを事前設計します。
その設計データをもとに作製されるガイド装置により、人為的ミスを最小限に抑えた手術を行っています。結果として、手術時間の短縮、身体的負担の軽減、精度の高い埋入につながっています。
まとめ
インプラント治療の痛みについて、手術中と手術後に分けて解説してきました。
手術中は麻酔が効いているため、痛みはほとんどありません。手術後は2〜3日程度痛みが出ることがありますが、処方される痛み止めで抑えられる程度です。腫れも10日間程で引くことが多く、適切なケアを行うことで痛みを最小限に抑えられます。
飲酒・喫煙を控える、刺激物を避ける、患部を清潔に保つなど、手術後の注意点を守ることが大切です。また、治療完了後も定期的なメンテナンスを受けることで、インプラント周囲炎などのトラブルを予防できます。
当院では、できるだけ歯を残すことを前提とし、それでも抜歯が必要な場合にのみインプラントを提案しています。コンピュータインプラントによる精密治療と、第三者保証機関による5年保証制度で、安心して治療を受けていただける体制を整えています。
インプラント治療に不安を感じている方、まずは歯を残せるか診断してほしい方、安全性を重視したインプラントを受けたい方は、ぜひ一度ご相談ください。丁寧な説明と対話を通じて、最適な治療方法を一緒に考えていきましょう。
幕張歯科・矯正歯科では、患者さんが安心して治療を受けられるよう、痛みへの配慮を最優先にしています。分からないこと、気になったことがあればなんでもご相談ください。






