小児矯正の費用相場は30〜150万円|内訳・支払い方法・医療費控除まで完全解説
2026年05月31日
小児矯正の費用相場はいくら?
小児矯正の費用相場は、Ⅰ期治療とⅡ期治療を合わせて45〜105万円が目安です。治療方針や使用する装置によっては30〜150万円の幅があります。
小児矯正は大きく2つのステップに分かれます。
- Ⅰ期治療(成長期治療)…乳歯と永久歯が混在する混合歯列期(おおむね6〜12歳)に行う顎の成長誘導。費用相場は20〜50万円程度
- Ⅱ期治療(本格矯正)…永久歯が生え揃った後(中学生以降)に行う歯並び・噛み合わせの精密調整。費用相場は25〜65万円程度
Ⅰ期治療だけで完了できれば費用を大幅に抑えられます。一方、Ⅱ期治療まで必要な場合でも、Ⅰ期から継続すると難易度が下がり、治療期間の短縮につながるため、多くのクリニックでは継続割引を設定しています。
なお、幕張歯科・矯正歯科(千葉市美浜区)では、マイオブレースを用いたⅠ期治療を中心に、取り外し可能な装置で身体的・心理的負担を抑えながら治療を進めています。Ⅰ期で完了できるよう成長経過を丁寧に見極める方針です。
費用の内訳はどうなっている?治療前・中・後の費用を解説
矯正費用は装置代だけでなく、検査料・調整料・保定装置代など複数の費用で構成されます。全体像を把握しておくと、予算計画が立てやすくなります。
治療開始前にかかる費用
- 初回相談・カウンセリング料…無料〜1万円程度。無料のクリニックも多い
- 精密検査・診断料…1万〜5万円程度。レントゲン・歯型採取・噛み合わせチェックなどを含む(矯正歯科ネット・2024年11月調査)
治療中にかかる費用
- Ⅰ期治療の矯正装置代…20万〜50万円程度。拡大床・マイオブレース・フェイシャルマスクなど装置の種類により異なる
- Ⅱ期治療の矯正装置代…表側ワイヤー矯正50万〜100万円、裏側矯正100万〜150万円、マウスピース矯正50万〜80万円程度
- 調整料…1回3,000〜5,000円程度。通院ごとに発生するが、トータルフィー制では装置代に含まれる場合もある(矯正歯科ネット・2024年11月調査)
治療後にかかる費用
- 保定観察料…Ⅰ期後は1回3,000〜1万円、Ⅱ期後は1回5,000〜1万円程度(矯正歯科ネット・2024年11月調査)
- 保定装置代…2万〜6万円程度。後戻り防止のために矯正完了後も一定期間使用する
これらを合算すると、Ⅰ期のみで完了した場合でも総額30〜60万円前後になるケースが多く、Ⅱ期まで進む場合は80〜120万円を超えることもあります。
装置の種類によって費用はどう変わる?

小児矯正の費用は使用する装置によって大きく異なります。Ⅰ期治療では取り外し式装置が中心で、Ⅱ期治療では固定式ワイヤーやマウスピースが主流です。
Ⅰ期治療で使われる主な装置と費用
- 拡大床(プレート)…20万〜30万円。取り外し可能で上顎を拡大する装置
- マイオブレース…20万〜40万円。舌・呼吸・筋肉のトレーニングで歯並びの原因から改善する装置。幕張歯科・矯正歯科でも導入
- フェイシャルマスク…40万円前後。上顎の成長を促進する装置。受け口(反対咬合)に有効
- 急速拡大装置・リンガルアーチ・ムーシールド…3万〜5万円程度。補助的な装置として使用
- インファント装置…顎の成長促進を目的とした取り外し式装置。幕張歯科・矯正歯科では成長期の早い段階から使用
Ⅱ期治療で使われる主な装置と費用
- 表側ワイヤー矯正…50万〜100万円。最もスタンダードな固定式装置
- 裏側(舌側)矯正…100万〜150万円。目立ちにくいが費用は高め
- マウスピース矯正(インビザラインなど)…50万〜80万円。透明で取り外し可能。Ⅰ期から継続する場合は割引設定があるクリニックも多い
幕張歯科・矯正歯科では、Ⅰ期治療においてマイオブレースとインファント装置を組み合わせた咬合誘導治療を採用しています。1日の短時間使用と自宅トレーニングが中心のため、固定式ワイヤーに比べてお子さんへの負担が少ない点が特長です。
小児矯正に保険は適用される?
小児矯正は原則として自由診療(保険適用外)ですが、一定の条件を満たす場合に限り公的医療保険が適用されます。
保険適用となる主なケースは以下の3つです。
- 厚生労働大臣が定める疾患(口唇口蓋裂・多数歯欠損など)に起因した咬合異常への矯正治療
- 前歯・小臼歯の永久歯3歯以上の萌出不全(埋伏歯開窓術が必要な場合)に対する矯正治療
- 顎変形症(顎離断等の手術を必要とするもの)の手術前後の矯正治療
これらに該当する場合も、保険診療が認められた指定医療機関でのみ受診が可能です。事前に対応施設かどうか確認することが重要です。
一般的な歯並びの乱れ・出っ歯・受け口・すきっ歯などは保険適用外となります。費用を抑えるには、次のセクションで解説する医療費控除の活用が現実的な選択肢です。
小児矯正は医療費控除の対象になる?申請方法も解説
子どもの矯正治療は、多くの場合、医療費控除の対象になります。国税庁は「発育段階にある子どもの成長を阻害しないために行う不正咬合の歯列矯正」を医療費控除の対象と明記しています。
医療費控除の対象となる費用
- 矯正装置代・診断料・調整料・保定装置代など治療に直接かかわる費用
- 初診料・精密検査費用(レントゲン・模型作成など)
- 通院のための公共交通機関の交通費(付き添い保護者分も含む)
- 医師の指示による医薬品費用(鎮痛剤・口内炎パッチなど)
医療費控除の対象外となる費用
- 自家用車での通院時のガソリン代・駐車場代
- デンタルローン・クレジット分割払いの手数料・利息
- 美容目的のみの矯正治療費
医療費控除の申請手順
- 領収書を保管する…治療費の領収書は5年間保管が必要
- 年間医療費を集計する…1月1日〜12月31日の同一生計家族全員分の医療費を合算
- 控除額を計算する…(年間医療費合計)−(保険金等の補填額)−(10万円または総所得の5%のいずれか少ない額)=控除額
- 確定申告を行う…翌年2〜3月に税務署または電子申告(e-Tax)で申請
- 還付金を受け取る…申告後1〜2か月で指定口座に振り込まれる
例えば、年間医療費が50万円・世帯収入600万円の場合、医療費控除額は約40万円となり、所得税率20%なら約8万円が還付される計算になります。
費用を抑える支払い方法にはどんな選択肢がある?

小児矯正の支払い方法は主に「トータルフィー制」と「処置別支払い制」の2種類があります。どちらが有利かは治療期間や通院頻度によって異なります。
トータルフィー制(総額制)
治療開始時に総額を一括または分割で支払う方式です。通院回数が増えても追加費用が発生しないため、長期治療になるほどコストパフォーマンスが高い傾向があります。予算計画が立てやすいメリットもあります。
処置別支払い制(都度払い制)
通院のたびに調整料などを支払う方式です。治療が短期間で完了した場合は総額を抑えられますが、通院が長引くと費用がかさむリスクがあります。
デンタルローン・分割払いの活用
- デンタルローン…医療費専用のローンで、金利は年3〜15%程度。分割回数が多いほど総支払額は増えるが、月々の負担を抑えられる
- クレジットカード分割払い…カード会社の分割払いを利用する方法。手数料・利息は医療費控除の対象外
- 院内分割払い…クリニック独自の無利息分割を設定している場合もある。事前に確認を
デンタルローンや分割払いを利用した場合も、元本部分は医療費控除の対象となります。手数料・利息分のみが対象外です。
幕張歯科・矯正歯科の小児矯正が選ばれる理由は?

幕張歯科・矯正歯科(千葉市美浜区・イオンタウン幕張西2階)は、歯並びの「原因」から整える小児矯正に特化したクリニックです。費用面でも通院環境でも、保護者の負担を軽減する工夫が充実しています。
マイオブレースによる原因改善型アプローチ
歯並びが乱れる背景には、口呼吸・舌癖(舌が歯を押す癖)・逆嚥下・姿勢の乱れといった口腔周囲筋の機能不全があります。同院ではマイオブレースを用いた咬合誘導治療を導入し、筋肉・舌・呼吸のトレーニングで根本原因から改善します。歯を直接動かすのではなく、将来的に整いやすい口腔環境をつくる治療法です。
取り外し可能な装置で負担を軽減
使用する装置はインファント装置とマイオブレーストレーナーの2種類が中心で、いずれも取り外し可能です。1日の短時間使用と自宅トレーニングが基本のため、固定式ワイヤー装置に比べてお子さんの身体的・心理的負担を大幅に抑えられます。
セカンドオピニオン対応と総合歯科の強み
他院でⅡ期治療を勧められたケースのセカンドオピニオンにも対応しています。本当にⅡ期治療が必要かどうかを成長経過を見ながら慎重に判断するため、不必要な治療費を抑えられる可能性があります。また、総合歯科として虫歯治療・歯周病管理・定期メンテナンスまで一貫対応できるため、矯正専門医院と別途通院する手間がありません。
通いやすい診療環境
- イオンタウン幕張西2階に位置し、買い物ついでに通院可能
- 大型駐車場完備(医院負担)で車でのアクセスも便利
- 土曜診療あり・18時まで診療で学校や習い事と両立しやすい
千葉市で子どもの歯並びを早めに整えたい、将来を見据えた矯正を検討しているご家庭にとって、費用対効果の高い選択肢といえます。
幕張歯科・矯正歯科では、初回相談を随時受け付けています。お子さんの歯並びや費用について気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。千葉市美浜区・イオンタウン幕張西2階、土曜診療・18時まで対応しています。
よくある質問
小児矯正の費用相場はいくらですか?
Ⅰ期治療とⅡ期治療を合わせた費用相場は45〜105万円が目安です(矯正歯科ネット・2024年11月調査)。装置の種類や治療期間によって30〜150万円の幅があります。
Ⅰ期治療だけで終わることはできますか?
成長経過によってはⅠ期治療のみで完了できるケースもあります。歯のねじれや噛み合わせのズレが残る場合はⅡ期治療が必要になることもあります。担当医と成長経過を確認しながら判断することが大切です。
小児矯正は医療費控除の対象になりますか?
子どもの矯正は多くの場合、医療費控除の対象になります。国税庁は「発育段階にある子どもの不正咬合の歯列矯正」を対象と明記しています。審美目的のみの場合は対象外となるため、治療目的を歯科医師に確認しましょう。
医療費控除でいくら戻ってきますか?
年間医療費50万円・世帯収入600万円の場合、約8万円が還付される計算になります。控除額は(年間医療費−10万円)×所得税率で算出します。正確な金額は税務署や税理士への相談をおすすめします。
小児矯正に保険は使えますか?
原則として保険適用外(自由診療)です。ただし、口唇口蓋裂・多数歯欠損・顎変形症など特定の疾患に起因する場合は保険が適用されることがあります。指定医療機関での受診が条件です。
デンタルローンを使っても医療費控除は受けられますか?
デンタルローンの元本部分は医療費控除の対象になります。手数料・利息分は対象外です。クレジットカード分割払いの場合も同様に元本のみが対象となります。
マイオブレースの費用はいくらですか?
マイオブレースの費用相場は20万〜40万円程度です(本八幡駅前ミツル歯科コラム)。舌・呼吸・筋肉のトレーニングで歯並びの原因から改善する取り外し式装置で、固定式ワイヤーに比べてお子さんへの負担が少ない特長があります。
小児矯正はいつ始めるのがベストですか?
Ⅰ期治療は6〜12歳の混合歯列期が適切な時期とされています。顎の骨が成長段階にある時期にしか行えない治療のため、気になる症状があれば早めに歯科医師に相談することをおすすめします。
他院でⅡ期治療を勧められましたが、セカンドオピニオンは受けられますか?
幕張歯科・矯正歯科では、他院でⅡ期治療を勧められたケースのセカンドオピニオンに対応しています。本当にⅡ期治療が必要かどうかを成長経過を踏まえて慎重に判断します。不安な場合はお気軽にご相談ください。
小児矯正中に虫歯になったらどうすればよいですか?
矯正中は虫歯リスクが高まるため、定期的なメンテナンスが重要です。幕張歯科・矯正歯科は総合歯科のため、矯正中の虫歯治療・歯周病管理・定期メンテナンスまで一貫して対応できます。別途通院の手間がありません。
まとめ
小児矯正の費用は装置や治療ステップによって30〜150万円と幅がありますが、Ⅰ期治療のみで完了できれば20〜50万円程度に抑えられるケースもあります。医療費控除を活用すれば実質負担をさらに軽減できます。費用だけでなく「歯並びの原因から整える治療方針かどうか」を基準にクリニックを選ぶことが、長期的なコストパフォーマンスと健康維持につながります。まずは無料相談で現状を確認し、治療の必要性・時期・費用を専門家と一緒に検討することをおすすめします。
【著者情報】
細井 真衣

| 血液型 | A型 |
|---|---|
| 星座 | うお座 |
| 趣味 | テニス、旅行、ドライブ |
| 出身大学 | 東京歯科大学 |
| 専門 | 一般歯科 |
経歴
| 東京歯科大学 卒業 |
| 都内開業医にて臨床研修 修了 |
| 医療法人社団 千友会 常勤歯科医師として勤務 |
| 幕張歯科・矯正歯科 院長就任 |







