矯正装置を目立たせない選択肢|審美重視の矯正治療Q&A
2025年12月15日
矯正装置を目立たせない選択肢|審美重視の矯正治療Q&A

矯正治療を始めたいけれど、装置が目立つのが心配な方へ
「歯並びを整えたい」と思いながらも、矯正装置が目立つことへの不安から治療をためらっている方は少なくありません。
仕事で人前に立つ機会が多い方、接客業に従事されている方、学生の方など、さまざまな立場の方が「矯正装置を付けている姿を見られたくない」という悩みを抱えています。しかし、近年の矯正治療技術の進歩により、目立ちにくい装置を選択できる時代になりました。透明なマウスピースや歯の裏側に装着する装置など、審美性を重視した治療法が次々と登場しているのです。
本記事では、矯正装置を目立たせない選択肢について、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。歯科医師の視点から、あなたに最適な矯正治療法を見つけるためのヒントをお伝えしていきます。
目立たない矯正装置の種類と特徴
審美性を重視した矯正治療には、主に3つの選択肢があります。
それぞれの装置には独自の特徴があり、患者さんのライフスタイルや歯並びの状態によって最適な選択肢が異なります。ここでは、各装置の詳細について見ていきましょう。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の特徴

透明なマウスピースを用いた矯正治療は、現在最も人気の高い目立たない矯正方法です。
世界的に高いシェアを誇る「インビザライン」をはじめとするマウスピース型矯正装置は、透明で目立ちにくく、取り外しが可能という大きな利点があります。食事の際には装置を外せるため、これまでと変わらず食事を楽しむことができ、歯磨きや装置の洗浄も簡単に行えます。
装着時の違和感も最小限に抑えられており、口内の快適性を保ちながら治療を進められる点が特徴です。ただし、装着時間をしっかり守ることが治療成功の鍵となります。1日20時間以上の装着が理想とされており、自己管理が重要になってきます。
裏側矯正(舌側矯正)の特徴
歯の裏側にブラケットとワイヤーを装着する裏側矯正は、「見えない矯正」の代表格です。
装置が歯列の裏側に完全に隠れるため、正面から見た際にはほとんど気づかれることがありません。特に上顎に関しては装置が完全に見えないため、目立たないというよりは「見えない」と表現した方が正確かもしれません。マウスピース矯正も目立ちにくいですが、至近距離で見れば透明な装置の存在に気付くことがあります。その点、裏側矯正は外見上の変化がほぼゼロという大きなメリットがあります。
一方で、舌が装置に触れることによる違和感や発音への影響が生じる可能性があります。また、治療費用が他の方法と比較して高額になる傾向があることも考慮すべき点です。
審美ブラケット・ホワイトワイヤーを用いた表側矯正
従来のワイヤー矯正でも、審美性を高めた装置を選択できます。
白色やゴールド色のワイヤー、サファイヤ製やセラミック製のブラケットを使用することで、金属色が目立つ従来の装置と比べて大幅に審美性が向上します。白いコーティングを施したワイヤーは歯の色と自然に馴染み、ゴールド色のワイヤーは皮膚の色と調和します。セラミック製のブラケットは天然歯に近い色をしているため違和感が少なく、サファイヤ製のブラケットは透明感が強く、ベースにある歯の色がそのまま透けて見えることで審美性の低下を防いでいます。
表側矯正は治療実績が豊富で、幅広い症例に対応できる信頼性の高い方法です。費用面でも裏側矯正やマウスピース矯正と比較して抑えられる傾向にあります。
マウスピース矯正のメリットとデメリット

透明なマウスピースを使った矯正治療には、多くの利点がある一方で、いくつかの注意点も存在します。
治療を検討する際には、両面をしっかりと理解しておくことが大切です。ここでは、マウスピース矯正の具体的なメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
マウスピース矯正の主なメリット
透明で目立ちにくいことが最大の利点です。
装着していても周囲に気づかれにくいため、仕事やプライベートでの見た目を気にせず治療を進められます。取り外しが可能なため、食事の際には装置を外して普段通りに食事を楽しめます。歯磨きも通常通り行えるため、口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを抑えられます。
金属を使用していないため、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。また、ワイヤー矯正と比較して口内を傷つけるリスクが低く、口内炎の発生を抑えられます。治療中の痛みも比較的少ないと報告されており、快適性の面で優れています。
さらに、マウスピースにホワイトニングジェルを入れることで、矯正と同時にホワイトニングも行えるという利点があります。アプリを活用することで、歯の移動軌跡をスライドショーで確認でき、治療の進捗を視覚的に把握できる点も魅力です。
マウスピース矯正のデメリットと注意点
装着時間の管理が治療成功の鍵となります。
1日20時間以上の装着が必要とされており、装着時間が不足すると予定通りに歯が動かず、治療期間が延びる可能性があります。自己管理能力が求められるため、装置を外したまま忘れてしまうことがないよう注意が必要です。
また、すべての症例に適用できるわけではありません。歯の大幅な移動が必要な場合や、骨格的な問題を伴う症例では、マウスピースのみでは対応が難しいケースがあります。軽度から中等度の歯並びの乱れに適しており、重度の症例ではワイヤー矯正の方が適している場合があります。
治療期間については、一般的に2年から3年程度かかることが多く、症例によってはワイヤー矯正よりも時間がかかる可能性があります。費用面でも、ワイヤー矯正と比較して高額になる傾向があることを理解しておく必要があります。
裏側矯正(舌側矯正)のメリットとデメリット
歯の裏側に装置を付ける裏側矯正は、見た目を最も気にする方に適した選択肢です。
完全に見えない矯正装置として人気がある一方で、いくつかの課題も存在します。ここでは、裏側矯正の具体的なメリットとデメリットについて解説します。
裏側矯正の主なメリット
最大の利点は、装置がほぼ完全に見えないことです。
歯の裏側に装置を装着するため、正面から見た際には矯正治療中であることがほとんど分かりません。人前で話す機会が多い職業の方や、見た目を特に重視される方にとって理想的な選択肢となります。マウスピース矯正のように装着時間を気にする必要がなく、装置が常に歯に力をかけ続けるため、確実に治療を進められます。
また、表側矯正と同様にワイヤーの力で歯を動かすため、複雑な症例にも対応できる治療法です。幅広い歯並びの問題に適用可能で、治療の確実性が高いという特徴があります。
裏側矯正のデメリットと注意点
舌が装置に触れることによる違和感が生じやすい点が課題です。
装置が舌側にあるため、話す際や食事の際に舌が装置に当たり、慣れるまでに時間がかかることがあります。発音に影響が出る可能性もあり、特に治療開始直後は話しづらさを感じる方もいます。ただし、多くの場合、数週間から1ヶ月程度で慣れてくることが報告されています。
費用面では、裏側矯正は技術的に高度な治療法であるため、表側矯正やマウスピース矯正と比較して高額になる傾向があります。また、歯磨きがやや難しくなるため、口腔内の清潔を保つための丁寧なケアが必要です。
治療期間については、表側矯正と同程度かやや長くなることがあります。装置の調整にも専門的な技術が必要となるため、裏側矯正の経験が豊富な歯科医師を選ぶことが重要です。
審美ブラケット・ホワイトワイヤー矯正のメリットとデメリット

従来の表側矯正でも、審美性を高めた装置を選択することで目立ちにくくできます。
セラミックやサファイヤ製のブラケット、白色やゴールド色のワイヤーを使用した矯正治療は、金属色の装置と比べて大幅に審美性が向上しています。ここでは、審美ブラケットを用いた矯正治療の特徴について見ていきましょう。
審美ブラケット矯正の主なメリット
治療実績が豊富で信頼性が高いことが大きな利点です。
表側矯正は長年の歴史があり、多くの症例に対応してきた実績があります。セラミックやサファイヤ製のブラケットを使用することで、従来の金属ブラケットと比べて大幅に目立ちにくくなります。白色のワイヤーは歯の色と自然に馴染み、ゴールド色のワイヤーは肌の色と調和するため、審美性が向上します。
費用面では、裏側矯正やマウスピース矯正と比較して抑えられる傾向にあります。装置が常に歯に力をかけ続けるため、治療期間も比較的短く済むケースが多く、1年から3年程度で治療が完了することが一般的です。
また、装置の取り外しができないため、装着時間を気にする必要がなく、確実に治療を進められます。幅広い症例に対応可能で、重度の歯並びの乱れにも適用できる点が特徴です。
審美ブラケット矯正のデメリットと注意点
裏側矯正やマウスピース矯正と比較すると、やや目立つ点が課題です。
審美性を高めた装置を使用しても、至近距離で見れば装置の存在は分かります。完全に見えない裏側矯正や、ほぼ透明なマウスピース矯正と比べると、審美性の面では劣ります。
装置が歯の表面に付いているため、食べ物が溜まりやすく、歯磨きに注意が必要です。虫歯や歯周病のリスクを抑えるため、丁寧な口腔ケアが求められます。また、装置やワイヤーが口内を傷つけ、口内炎を引き起こす可能性があります。
セラミックやサファイヤ製のブラケットは、金属製のブラケットと比較して強度がやや劣るため、破損のリスクがあります。硬い食べ物を噛む際には注意が必要です。
矯正治療の流れと期間について
矯正治療を始める際には、いくつかのステップを経て治療が進んでいきます。
治療の流れを理解しておくことで、安心して治療に臨むことができます。ここでは、一般的な矯正治療の流れと、それぞれの段階で必要な期間について解説します。
矯正相談から治療開始までの流れ
まずは矯正相談から始まります。
歯並びの不安や疑問点について歯科医師に相談し、最適な矯正治療プラン、治療時期、費用などについて詳しい説明を受けます。相談の結果、治療を進めることを決めた場合、次に資料取りの段階に進みます。
資料取りでは、現在の口の状態や身体の状態を詳しく把握するための検査を行います。口や顔の写真撮影、レントゲン撮影、口の中のスキャンなどが実施されます。資料取りから約2週間後、診断の段階に進みます。診断では、資料の診断結果について詳しい説明があり、現在の歯並びや口の状態、治療の流れ、費用などについて案内されます。
診断の結果を踏まえて、実際の治療に移ります。永久歯が生え揃う前のお子様の場合、予防矯正から始める場合があります。成人の方や永久歯に生え変わったお子様は、本格矯正の段階に進みます。
治療期間と通院頻度
治療期間は症例や選択する装置によって異なります。
マウスピース矯正の場合、平均的な治療期間は2年から3年程度とされています。軽度の歯並びの乱れであれば、1年から1年半程度で終わることもあります。ワイヤー矯正の場合、平均的な治療期間は1年から3年程度が一般的です。
通院頻度については、ワイヤー矯正の場合、月に1回程度の通院で歯科医師がワイヤーを調整します。マウスピース矯正の場合も、同様に月に1回程度の通院で治療の進捗を確認します。治療期間は個人差があり、歯並びの状態や治療の難易度によって大きく変わってきます。
治療終了後は、メンテナンス・保定治療の段階に入ります。きれいに並んだ歯並びを維持するための治療で、保定装置を用いたメンテナンスが必要になります。歯は加齢とともに徐々に動く傾向があるため、長期的な維持管理が重要です。
矯正治療中の口腔ケアと注意点
矯正治療を成功させるためには、治療中の口腔ケアが非常に重要です。
装置を装着している間は、通常よりも虫歯や歯周病のリスクが高まります。ここでは、矯正治療中に注意すべき点と、効果的な口腔ケアの方法について解説します。
虫歯・歯周病予防の重要性

矯正治療を始める前に、口内環境を整えることが何よりも重要です。
虫歯や歯周病がある状態で矯正治療を開始すると、治療中に症状が悪化する可能性があります。そのため、矯正治療を始める前には、虫歯や歯周病がないかしっかりとチェックし、必要があれば病気の治療から始めることが推奨されます。
矯正装置を装着すると、歯の表面に装置が付いているため食べ物が溜まりやすくなります。また、歯が磨きにくくなるため、虫歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがって、歯磨きを適切に行い、口の中を常に清潔に保つことが大切です。
マウスピース矯正の場合は、装置を取り外して歯磨きができるため、口腔内を清潔に保ちやすいという利点があります。一方、ワイヤー矯正の場合は、装置の周りを丁寧に磨く必要があり、歯間ブラシやフロスを活用した細やかなケアが求められます。
矯正治療に伴う一般的なリスクと副作用
矯正治療にはいくつかのリスクや副作用が伴います。
装置を装着した後しばらくは、違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間から1、2週間で慣れてきます。歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
治療中は装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。歯を動かすことにより、歯根が吸収して短くなることや、歯肉がやせて下がることがあります。
ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことや、歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。装置により金属等のアレルギー症状が出ることもあります。治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物の一部が破損する可能性があります。治療終了後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや噛み合わせの「後戻り」が生じる可能性があります。
小児矯正における目立たない選択肢
お子様の矯正治療においても、審美性を考慮した選択肢があります。
子供の矯正治療は、大きく分けて「Ⅰ期治療」と「Ⅱ期治療」の2段階に分かれます。それぞれの段階で使用する装置や治療の目的が異なります。ここでは、小児矯正における目立たない治療法について解説します。
Ⅰ期治療における歯列矯正用咬合誘導装置(マイオブレース)
お子様の歯並びが悪くなる原因には、口の使い方の癖による口腔周囲筋の機能不全があります。
口を閉じている間に舌先が歯の裏に当たってしまう「舌癖」、食事を飲み込む際に舌が前側に出て行ってしまう「逆嚥下」、日常的に口を開けたまま呼吸をしてしまう「口呼吸」などが、歯並びを悪化させる主な原因です。
Ⅰ期治療では、こうした習慣を矯正するために「歯列矯正用咬合誘導装置(マイオブレース)」という方法で改善していきます。この装置は、歯を直接動かすのではなく、習慣の改善から歯並びを悪化させないようにするトレーニングを通じて理想の歯並びに近づけていきます。
マイオブレースは取り外し可能な装置で、1日2回、10から20分使用することで、顎の成長を促し、歯が生えるのに必要なスペースを確保します。お子様にほとんど負担をかけずに済む点が特徴です。
Ⅱ期治療における目立たない選択肢
Ⅰ期治療で矯正を終えることが理想ですが、状況次第ではⅡ期治療が必要となる場合があります。
「歯並びが悪い」「歯が回転してねじれた状態で生えてきた」「上下の歯がうまく噛み合わない」などのトラブルに見舞われた場合、Ⅱ期治療に移行します。Ⅱ期治療では、成人の矯正治療と同様に、マウスピース矯正や審美ブラケットを用いた矯正など、目立たない選択肢を選ぶことができます。
お子様の場合、学校生活や友人関係において見た目を気にすることが多いため、目立たない装置を選択することで、心理的な負担を軽減できます。透明なマウスピースや歯の色に近いブラケットを使用することで、矯正治療中であることを周囲に気づかれにくくなります。
矯正治療の費用と支払い方法
矯正治療を検討する際、費用は重要な判断材料の一つです。
治療法によって費用が大きく異なるため、事前に費用の目安を把握しておくことが大切です。ここでは、各矯正治療法の費用相場と、支払い方法について解説します。
各矯正治療法の費用相場
矯正治療の費用は、選択する装置や症例の難易度によって異なります。
予防矯正の場合、費用は440,000円程度が一般的です。本格矯正では、唇側マルチブラケット矯正(ワイヤー型)が770,000円から880,000円程度、マウスピース矯正(インビザライン)が880,000円から1,100,000円程度となります。これらの費用は患者さんによって異なる場合があります。
裏側矯正の場合、技術的に高度な治療法であるため、928,000円から1,020,000円程度と、他の方法と比較して高額になる傾向があります。審美ブラケットを用いた表側矯正は、費用を抑えながらも審美性を高められる選択肢として、548,000円から602,800円程度で提供されることがあります。
これらの費用に加えて、資料取り・診断料として33,000円程度、毎月の再診料として3,300円から5,500円程度が必要になります。治療終了後のメンテナンス・保定治療にも、月々3,300円程度の費用がかかります。
支払い方法と医療費控除について
矯正治療の費用は高額になることが多いため、支払い方法も重要です。
多くの歯科医院では、トータルフィーというわかりやすい料金形態を採用しており、院内分割(無金利)やデンタルローンでの支払いが可能です。デンタルローンを利用する場合、84回までの分割が可能で、12回までは利息0円というプランを提供している医院もあります。
また、矯正治療は医療費控除の対象となる場合があります。医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、確定申告をすることで税金の一部が還付される制度です。矯正治療が医療費控除の対象となるかどうかは、治療の目的や年齢などによって異なるため、詳細は税務署や歯科医院に確認することをおすすめします。
振込みやデンタルローンでの支払いを選択する場合、資料取りまでに支払いを済ませる必要がある医院もあります。支払い方法については、初診相談の際に詳しく確認しておくと安心です。
矯正治療を成功させるためのポイント
矯正治療を成功させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。
治療法の選択から日々のケアまで、患者さん自身の協力が治療結果に大きく影響します。ここでは、矯正治療を成功させるための具体的なポイントについて解説します。
自分に合った治療法を選ぶこと
矯正治療を選択する際には、優先順位を明確にすることが重要です。
「目立たない」「安い」「早い」「痛くない」「外せる」「しゃべりやすい」「楽器が吹きやすい」「スポーツをする際邪魔になりにくい」など、どれを一番優先したいのかをあらかじめ考えておきましょう。優先順位が決まれば、自ずと自分に合った目立たない矯正装置の種類も絞られます。
とにかく一番目立たない矯正を求めるのであれば、裏側矯正が適しています。一番安くて目立たない矯正を求めるのであれば、審美ブラケットを用いた表側矯正が選択肢となります。一番早くて目立たない矯正を求めるのであれば、ワイヤー矯正の方が歯の移動が早い傾向があります。
ライフスタイルに合わせた治療法を選ぶことも大切です。仕事で人前に立つ機会が多い方、接客業に従事されている方は、マウスピース矯正や裏側矯正が適しています。自己管理が得意な方はマウスピース矯正、確実に治療を進めたい方はワイヤー矯正が向いています。
定期的な通院と装置の適切な使用
矯正治療には患者さんの協力が不可欠です。
定期的な通院を守ることが治療成功の鍵となります。月に1回程度の通院で、歯科医師が治療の進捗を確認し、装置の調整を行います。通院を怠ると、治療期間が延びたり、治療結果に影響が出たりする可能性があります。
マウスピース矯正の場合、装着時間をしっかり守ることが特に重要です。1日20時間以上の装着が理想とされており、装着時間が不足すると予定通りに歯が動きません。顎間ゴムの使用が指示されている場合は、指示通りに使用することが必要です。
また、口腔内を清潔に保つことも重要です。歯磨きを適切に行い、虫歯や歯周病を予防することで、治療を順調に進めることができます。かかりつけ歯科医に定期的に受診し、口腔内の健康状態をチェックしてもらうことも大切です。
まとめ|あなたに最適な目立たない矯正治療を見つけましょう
矯正装置を目立たせない選択肢は、現在多様に存在します。
透明なマウスピースを用いたマウスピース矯正、歯の裏側に装置を付ける裏側矯正、審美性を高めたブラケットやワイヤーを使用する表側矯正など、それぞれに特徴があります。治療法を選ぶ際には、「目立たない」「費用」「治療期間」「快適性」など、ご自身が何を優先するかを明確にすることが大切です。
矯正治療を成功させるためには、治療法の選択だけでなく、治療中の口腔ケアや定期的な通院、装置の適切な使用が重要です。患者さん自身の協力が治療結果に大きく影響します。また、矯正治療を始める前には、虫歯や歯周病の治療を済ませ、口内環境を整えることが何よりも重要です。
歯並びを整えることは、見た目の美しさだけでなく、噛み合わせの改善や口腔内の健康維持にもつながります。目立たない矯正装置を選択することで、治療中も自信を持って日常生活を送ることができます。ご自身のライフスタイルや歯並びの状態に合わせて、最適な矯正治療法を選びましょう。詳しい治療内容や費用については、歯科医院での矯正相談をご利用ください。専門の歯科医師が、あなたに最適な治療プランをご提案いたします。






